2010年11月18日木曜日

CA Clarity PPM

同僚との会話の中で、「そう言えば、メジャーなPPM製品なのに何故CA製品のことは書かないの?」という質問を受け、気付きました。。。「既に書いたつもりで、忘れていた」ことを。。。(^^;


ということで、今回はCA社のClarity PPMについて、簡単にメモしておきたいと思います。

残念ながら私自身が該当製品を導入した経験が無く、デモサイトも無いので、Webセミナーの情報+資料をベースとした推測込みの偏った?情報になりますが、簡単にポイントを紹介すると・・・

  • 複数のモジュールを組合わせる構成で、多くの管理機能を持つ→プロジェクト/プログラム管理は勿論のこと、財務管理やコラボレーション機能、他ツール連携等、多機能
  • USのFortune500社のトップ100社の内63社が採用する等、実績が豊富→グローバルで1000社以上の導入実績、Gartner Magic Quadrantでも2002年から9年連続でLeaders評価(参考:PPM製品の動向&市場」)
  • オンプレミス、ホスティング、SaaSと様々な導入形態に対応
  • ベストプラクティスを製品に組み込んだ「PMO Accelerator」機能がある
  • 用途を絞ったオプション機能がある
    - IT Governance Option:ITプロジェクトのガバナンス機能を強化
    - New Product Development Option:製品開発の管理機能を強化
    - Enterprise Visibility Option:直接利用しないユーザー向けの情報共有を強化
  • 価格はSaaSモデルで¥5,184,000円/年(50ユーザ)~

とここまで書いてみたものの、豊富と言われても肝心の機能面はイメージしづらいですよね。。。
と思っていたら、日本CAと販売提携しているNS-SOLのWebサイトにClarityの機能を俯瞰できる図を見つけました(^^)v

Clarityのモジュール構成
<出典:PPMソリューション(NS Solutions)>

次に、私が感じた残念な部分をコメントしておくと、
  • プロジェクト現場の情報入力を含めたボトムアップ型の管理という面には弱い(ように見える)
  • サービスライセンスが限定的で、部分導入はし難い
という2点が挙げられます。
自分自身が実際に使ってみる or ベンダーの担当者と具体的に話せば、もう少し見えてくる部分もあるとは思いますが・・・現時点ではまだ上辺だけの情報ですね(^^;
ちょっと情報不足だなーと思っていたら、CA社の導入事例紹介に、知人がPMOの仕事をしていた企業の事例がありました。今度具体的に聞いておきたいと思います(^^)



なお、製品そのものの話ではありませんが、日本CAは国内でPPMを展開している企業の中で最も情報発信(マーケティング活動とも言う???)に積極的で、様々なレポートを公開している点は、好感が持てますね。

中でも下記のレポートは、PPMの理解を深めるだけでなく、IT投資マネジメントの読み物としても参考になると思うので、オススメです。


最後に・・・冒頭の私の「健忘症対策」も兼ねて???、「製品&ツール」ページもアップデートしたので、興味がある方はご覧下さい(^^)v



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