2010年8月10日火曜日

@taskを使ってみました

PPMツールの好奇心半分&担当プロジェクトで使えるかも?のリサーチ半分で、主要PPM製品の一つである米AtTask社(日本アットタスク社)の@task(アットタスク)を使ってみました。

@task」とは・・・

  • 米AtTask社が提供するオンデマンド型のプロジェクト管理ツール(クラウドサービスの他、オンプレミス向けのソフトウェアライセンス有)。
  • USのFortune企業を中心にグローバルでは10万ライセンスを販売。日本を含む多ヶ国向けにローカライズ対応。(導入企業にはApple、Amazon、GE、Google、Toyotaといった錚錚たるグローバル企業他、Fujitsu、Hitachiも名を連ねてます)
  • プロジェクトの進捗を管理するためのタスク管理/リソース管理/スケジュール管理等は勿論のこと、ポートフォリオ管理、要求管理、文書管理等々、かなり多機能。
  • クラウドサービスの価格は¥42,000/管理者/年~、¥27,000/ユーザー/年~(チームメンバーライセンスの場合)。

【収益管理の画面】


【ポートフォリオグラフ】


機能の詳細はAtTask社のWebサイトを見て頂くとして、、、興味深かった点&使ってみた中での所感を少し。

【Good】
  • UIが、かなりイケている。。。多機能な割には、使い方が洗練されていて使い易い(市場で評価されている理由?)
  • MS Projectと同期できたり、Salesforceと連携できたり・・・と、外部連携が考慮されている
  • マネージメントに特化したPPMツールではなく、プロジェクト活動に必要な一連の情報を操作/管理可能なポータルサービスと言える程、コラボレーション機能も充実している

【Bad】
  • 個々のタスク(入力)の積上げでエグゼクティブ/マネージメント・サマリーが出るアプローチで、プロジェクトメンバ全員がライセンスを持たないと意味が無い
  • 直感的に操作できるようには作られているものの、多機能過ぎて使うプロジェクトは選ばざるを得ない。。。(少なくとも小規模プロジェクトには向かない)
  • 良い点の裏返しにもなるが、コラボレーション機能も含め全てコミコミで使う前提でないと使い難い(他の管理ツールとの併用も現実的ではない)

結局、一定規模以上の組織/プロジェクトでないと(機能の使いこなしも含めて)導入効果を得にくく、一方でその規模で使うとなると相応のコスト(ライセンス/教育)が必要という悩ましさに直面しますね。。。

但し、このBlogで紹介したとおり「PPM製品への注目度が高まっている」ことを考えれば、@taskは国内でも結構売れるのでは?と思っていますので、PPM製品に興味がある方は是非調べてみてください。
調べるよりも、日本アットタスク社のWebサイトから「無料トライアル」を申し込んだ方が、早いかも?(^^;

個人的には、非常に好感触を得たツールでしたが、もっと機能を絞り込んだ(Professionalよりも)ライトなバージョンを出して欲しいなーというのが今回の結論です。

それにしても、操作デモ環境にYouTubeを使う時代なんですね。ちょっと新鮮でした(^^)

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